壁紙&木部ペンキ塗装
壁紙ペンキ塗装
和室の壁紙をペンキで塗装しました。塗装面は土壁風の壁紙でした。
この点が失敗した主な要因だったと思います。
使用したのはアサヒペンNEW水性インテリアカラー 屋内カベ用です。
この塗料を選択した理由は、
メーカー説明引用
・ビニール壁紙、漆喰、コンクリート、木部、砂壁(要下地処理)などに適した無臭1回塗りタイプの塗料
・塗料に含まれるVOCは、0.1%以下なので室内の塗装に適している。
・揮発性有機化合物の建築基準法対応区分はランクF☆☆☆☆となっている。
・シックハウス症候群の原因の一部とされているホルムアルデヒドやたばこ臭を吸着する機能を有した環境保護塗料
・強力防カビ剤を配合しているので長時間カビの発生を防ぐ
メーカー説明を読んだところ、室内塗装に適していそうなのでボクはコレに決めました。
1.ペンキの選び(油性と水性)
最初に迷ったのが水性もしくは油性かという点ですが、室内であればにおいが少ない水性ではないでしょうか。
屋外の塗装は油性で実施した方が耐久性の面でメリットがあります。室内には有機溶剤のニオイが残ってしまうので適さないと感じます。
1)水性
・ニオイがすくない
・染み込む場所以外は水で落とすことができる(乾燥すれば落ちにくくなります)
2)油性
・伸びが良く、耐久性が高い
・仕上がりの美しさ
2.養生
塗料がついてはいけない部分は養生テープやマスキングテープで塗装前に保護します。
養生後にヤヨイ化学 ジョイントコークA 500gライトアイボリーでコーキングすることでより養生部分への塗料染み込みを防ぎます。
3.下地処理
ボクは下地処理を舐めていました。結果、下地処理をしなかった場所は2度塗り3度塗りをすることになり余計に塗料を使用することになってしまいました。下地処理は大切です。
シーラー
・コンクリートや木材などに適している。塗装面に塗ることで浸透して被膜を形成します。吸い込み防止になります。
プライマー
・金属などの塗装面に塗ることで防錆効果を付与します。
パテとやすり
・塗装面の凹凸を埋めます。必要に応じてやすりで削り落とします。
4.塗装ポイント
1.細かい部分から塗る
・ぬりえの要領で細かい部分、縁から塗装します。
2.面積の大きい部分
・次に面積の大きい部分をローラーで塗ります。
5.二度塗り
・ヤニやアクが出てしまった場合、重ねて塗ることで仕上がりがきれいになります。
6.まとめ
砂壁風の壁紙を塗装してみました。塗装面の吸い込み量が多かったため、塗料を多く消費してしまいました。
その他の木部ではきれいに仕上がったと思う。そのうえペンキの消費量も少なくすむ。
6畳の壁4面を塗装するために10L使用しました。
・下地処理は非常に大切です。
・養生はもっと大切です。マスカーも役立ちました。
・室内塗料の色について、ボクはホワイトよりアイボリーやミルキーホワイトがお勧めです。
・ホワイトは室内が広く見えます。はっきりし過ぎるのでトイレや寝室には適さないと思います。
・アイボリーやミルキーホワイトは落ち着いた印象になります。汚れが目立ちにくいのも地味なメリットです。
以上、失敗は次に活かします。