可燃ごみ廃棄のお話
可燃ごみの廃棄といえば、決められた曜日の朝、町内のゴミステーションに出すのが一般的だろう。週二回、可燃ごみを決められた時間、場所に置く、あとはごみの清掃員だとか業者の方がゴミ処理場に持っていって処分する。これが世の中の便利な制度だと思っていたし、小さいころからそうゆうものだと認識していた。ゴミ処理センターに持ち込むっていう方法があるのは知っていたけれど、自分でやるとこんなに大変なことだとは。
普段コンパクトカーに乗っているボクは借りてきたハイエースの積載量が頼もしく思えた。
「これだけ積めれば2.3往復で、この戸建のゴミ無くなっちゃうよね。」
なんて言いながら、ここ1ヵ月以上続けてきた残された家具の解体作業の方がずっと大変だったことを思い出した。
友人にも手伝ってもらいながらの解体作業は楽しい時間ではあったが、何で小さい家にこんなに家具があるんだとか、物は持たない方がいいとか、愚痴が会話の中心であった事は間違いない。
実際、ハイエースに可燃ごみを積み込んでみたら予想より積み込むことはできたし、丁寧に積み込んだおかげで無駄なスペースは最小限に抑えたと思う。だけれども、家の中のゴミが減らない。全然減らない。
これは可燃ごみだけで4往復は必要だと思いながら、1m以下のゴミと長辺が1m以上のゴミを分別し積んでいた。
ゴミ処理センターまでの道のりは30分。手伝ってくれる友人との会話を楽しみながら、小学校の社会見学以来のゴミ処理場へ向かった。
ゴミ処理センター入り口はレーンが分かれていて、市や委託を受けた収集車と業者あとは一般持ち込みの3種だった。
一般持ち込みのレーンに進んだボクは看板を発見した。【本日、破砕機使用不可】
「うそでしょ?」
とりあえず受付を済ませ、作業員の方にきいてみた。
「本日、破砕機使用不可って見たんですが、事前にどこかで確認できたりします?電話で確認すればよかったですかね?」
「破砕機はココ来てもらって、動いてなかったら、あきらめてぇ~」と作業員のオジサン
休みを合わせてゴミを運んで行ったが、1m以上のものは持ち帰る事になった。
今回のことでボクが学んだ教訓は
1.ゴミは分別が大変
2.ゴミの体積は予想以上
3.1m以上のものは丸ノコで切って持っていこう